1.ファイル本体のダウンロードとアップロード
https://github.com/tschoffelen/PHP-PKPass
このサイトにアクセスし、[ZIP]ボタンをクリックしダウンロード。
ダウンロードしたzipファイルを展開すると以下の内容が入っています。
example.php
full_sample/
┣icon.png
┗index.php
images/
┣icon.png
┣icon@2x.png
┗logo.png
PKPass.php
readme.md
starbucks_sample/
┣background.png
┣icon.png
┣icon@2x.png
┣index.php
┣logo_web.png
┗logo.png
これらのファイルをサーバーにアップロードします。
※アップロードしたフォルダにtmpフォルダを作成しパーミッションを777にしておいてください。
2.下準備 〜その1〜
このクラスを使うにはいくつかファイルといくつかの情報を用意する必要があります。
1.Pass Type IDsの用意
https://developer.apple.com/ios/manage/passtypeids/index.action
にアクセスし、新たにPass Type IDを作成します。
2.DescriptionとIdentifierを入力します。
Identifierの形式はpass.domainname.passnameとします。
Descriptionはただの説明なので自分が分かりやすければなんでもOK。
3.Submitすると、Pass Type IDsの一覧に戻りますので、2で追加したものがあるか確認して下さい。
次に、新たに登録したPass Type IDの生成作業を行いますので右側のConfigureリンクをクリックします。
画面が変わったらConfigureボタンをクリックします。
4.[Generate a Certificate Signing Request]という画面が表示されます。
ここでPass Type IDに署名する証明書を生成します。
[Continue]ボタンをクリックすると、「証明書をアップしてくれ!」といわれるので、
http://blog.img-src.jp/2012/03/iphone.html
の1)でFinderに保存した拡張子が[certSigningRequest]のファイルをアップロードします。
5.画面が代わり、「Your Pass Certificate has been generated.」と表示されれば完了です。
[Continue]ボタンをクリックし、画面上部の[Download]をクリックすると、
・pass.cer
というファイルがダウンロードされます。
6.ダウンロードしたpass.cerをダブルクリックすると、Keychainが立ち上がります。
左側のキーチェーンを[ログイン]、分類を[自分の証明書]とすると追加された証明書が分かりやすいです。
「Pass Type ID:(2.でいれたIdentifier)」という証明書がそれです。
この証明書の上で右クリックし、「Pass Type ID:(2.でいれたIdentifier)を書き出す」を選択し、
フォーマットを「個人情報交換(.p12)」を選択し、適当な名前で保存して下さい。
7.この.p12ファイルを保護するためのパスワードを求められるので、適当なパスワードを2回入れ、「OK」をクリックして下さい。
この際、入力したパスワードは後ほど使用しますので、忘れないようにしてください。
8.teamIdentifierの取得
https://developer.apple.com/ios/manage/passtypeids/index.action
にアクセスし、上で新たに作ったPass Type IDの右側の[confirure]をクリックします。
[ID]というピクトの右側にある「(10桁の英数).(2.でいれたIdentifier)」の10桁がteamIdentifierですので、控えておきます。
3.下準備 〜その2〜
1.https://developer.apple.com/ios/manage/certificates/team/index.action
にアクセスし、WWDR intermediate certificateをダウンロードします。
2.ダウンロードしたAppleWWDRCA.cerをダブルクリックすると、Keychainが立ち上がります。
左側のキーチェーンを[ログイン]、分類を[証明書]とすると追加された証明書が分かりやすいです。
「Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority」という証明書がそれです。
この証明書の上で右クリックし、「Apple Worldwide Developer Relations Certification Authorityを書き出す」を選択し、
フォーマットを「PEM形式(.pem)」を選択し、適当な名前で保存して下さい。
以上で準備は完了です。
まとめ
・Pass Type IDを新たに作る
・新たに作ったPass Type IDの証明書から作った「.p12」ファイルを用意する
・「.p12」ファイルのパスワード
・teamIdentifierを控えておく
・Apple Worldwide Developer Relations Certification Authorityから作った「.pem」ファイルを用意する
次回は実際にassBook生成PHPライブラリー PHP-PKPassの使い方を説明します。
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